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HSコードの調べ方 — 実行関税率表と統計品目表で品目分類する手順

B-BOU-01|初版 2026-09-21|改訂 2026-09-21

問い新しい商品のHSコードを、何を見て・どの順番で確定させればよいのか。

この記事の要点

HSコードの構成——6桁までは世界共通、その先は国ごとに違う

HSコード(Harmonized System:関税協力理事会品目表)は、上2桁の「類」・上4桁の「項」・上6桁の「号」までが世界共通の分類です[1]。日本ではこの6桁に、国内向けの「統計細分」3桁を加えた9桁の「統計番号」を輸出入申告で用います[1]。貿易事務の実務でつまずきやすいのは、この7桁目以降が輸出相手国ごとに異なる点です。同じ商品でも、日本の輸出申告で使うコードと、輸入国側の申告で使われるコードが一致するとは限らないため、取引先が求めるコードがどちらの体系のものかを最初に確認する必要があります【推定・実務上の確認ポイントとして一般的に指摘される】。

分類の根拠は「通則・部注・類注・号注」——品名だけで決めない

品目分類とは、対象の商品を関税率表・統計品目表のどこに当てはめるかを決める作業です[3]。実務での分類手順は、まず商品の仕様(材質・用途・構造・機能)を整理したうえで、関税率表の通則にしたがって該当しそうな類・項の候補を絞り、部注・類注・号注で除外規定や優先順位を確認するという順番になります[2]。特に注意が必要なのは、新しい機能を持つ製品や複数の材質・用途を兼ねる製品で、名称が似ていても機能や構造の違いで分類先が変わることがある点です[2]

実務で参照する情報源

情報源用途
税関「輸出統計品目表」輸出申告時のHSコード(統計品目番号)を確認する一次資料[4]
税関「実行関税率表(輸入統計品目表)」輸入申告時のHSコードと関税率を確認する一次資料[4]
日本関税協会の実行関税率表・分類事例毎年発行される書籍版に加え、過去の分類事例・分類例規を参照できる[3]
税関の事前教示回答事例・事前教示制度類似品の過去の教示結果を確認し、迷う場合は自社案件として照会する(次の記事で詳述)

実務では、品名の日本語表記と英語表記の両方で検索すると候補が見つかりやすいとされています[2]。分類に迷う案件は自己判断で確定させず、次の記事で扱う事前教示制度を使って税関に照会するのが実務上のリスク回避策になります。

HSコードの構成(日本の統計番号=9桁) 類(2桁) 項(4桁) 号(6桁) 統計細分(9桁) ← 世界共通(6桁まで)        →← 日本独自 → 出典: 財務省貿易統計「統計品目番号の調べ方」
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脚注(出典)

  1. 税関「品目分類とHS」(HSコードは上6桁が世界共通、日本は統計細分3桁を加えた9桁の統計番号を使用と説明)
  2. hunade「実行関税率表の見方|HSコード・関税率・EPA税率の確認手順」(通則・部注・類注・号注の確認手順、名称だけで判断しない注意点を解説)
  3. 財務省貿易統計「統計品目番号の調べ方」
  4. 税関「輸入統計品目表(実行関税率表)」税関「輸出統計品目表」

文書番号 B-BOU-01 | 初版 2026-09-21 | 改訂 2026-09-21 | 参照した一次情報: 4件(推定箇所は本文に【推定】明記) | 誤りのご指摘はお問い合わせ

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