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denken / cost breakdown

電験三種の取得費用 総額 — 確定している数字と、幅でしか言えない数字を分ける

B-DEN-08|初版 2026-07-18|改訂 2026-07-18

問い免状を手にするまでの総額のうち、公式に確定している部分はいくらか。

「電験三種の費用はいくらか」への誠実な答えは、一つの金額ではなく内訳の分解です。総額は「公式に確定している費用(受験手数料・免状交付手数料)」+「幅でしか言えない費用(教材・講座)」×「受験回数」で決まります。本記事は前者を電気技術者試験センターの公式数値で確定させ、後者を講座運営会社の公式料金表の引用だけで幅として示します。当編集部が各講座を受講して比較した事実はなく、講座の優劣評価はしません。柱記事合格後の完全ガイド(B-DEN-P01)の手前、取得前の設計にあたる文書です。

この記事の要点

公式に確定している費用 — 試験センター公表の3つの数字

まず動かない数字です。第一に受験手数料。第三種電気主任技術者試験はインターネット申込で7,700円、書面申込で8,100円(いずれも非課税)です(出典[1])。試験は上期・下期の年2回、CBT方式と筆記方式の並行実施なので、1年に2回分の受験機会があります。第二に免状交付手数料。試験合格後、経済産業大臣(窓口は産業保安監督部)への免状交付申請に2,350円(非課税)がかかります(出典[2])。第三に、申請に添える住民票等の書類実費が数百円単位で発生します【推定】。つまり一発合格・独学・教材ゼロという理論上の最小構成なら、現金支出は10,050円+書類実費まで下がります。ここに教材費と受験回数が積み上がっていくのが実際の総額です。なお科目合格制度(最大で連続5回まで免除)を使って複数回に分けると、受験手数料は回数分だけ増えます——免除の数え方は科目合格の再起動計画(B-DEN-07)を参照してください。

教材費と講座料金 — 公式料金表の幅だけを引用する

教材費は市販テキストを何冊使うかで変わり、公的な統計は存在しません。理論・電力・機械・法規の4科目テキスト+過去問題集を新品で揃えると、おおむね1.5万〜3万円程度になるのが一般的な範囲です【推定】。過去問題は試験センターが公式サイトで公表しており、問題演習の素材自体は無料で入手できます(出典[3])。

通信講座は、運営会社が公式サイトで公表している料金だけを引用します。ユーキャンの電験三種講座は一括払い69,000円(税込)、分割払いは4,980円×14回=69,720円、標準学習期間12か月・添削10回とされています(出典[4])。TACの電験三種 完全合格コース(電気数学なし)はWeb通信講座で196,000円(教科書・問題集付き・税込)、別途入会金10,000円、全71回・学習期間8〜12か月とされています(出典[5])。両者の価格差は、講義ボリューム・サポート形態の違いを反映したもので、金額の大小がそのまま優劣を意味しません。当サイトは講座の合格実績の主張を出典として扱わないため、「どちらが受かりやすいか」には立ち入りません。料金は改定される場合があるため、申込前に必ず各社公式ページで最新額を確認してください。

計算例 — 3つのケースで総額を積算する

内訳が揃ったので、代入して計算します。書類実費は一律1,000円【推定】で置きます。

ケース内訳(計算式)総額の目安
A. 独学・1回で合格受験7,700円+教材25,000円【推定】+交付2,350円+書類1,000円【推定】約36,000円【推定】
B. 通信講座+科目合格で3回受験講座69,000円(ユーキャン一括[4])+受験7,700円×3回=23,100円+交付2,350円+書類1,000円【推定】約95,000円【推定】
C. 通学級講座+2回受験講座196,000円+入会金10,000円(TAC Web通信・教科書付[5])+受験7,700円×2回=15,400円+交付2,350円+書類1,000円【推定】約225,000円【推定】

※教材費・書類実費は【推定】、講座料金は各社公式料金表(2026-07-18時点)の転記です。受験回数は例示であり、合格を保証・示唆するものではありません。

取得費用の総額目安(3ケース・万円)【推定】 A 独学・1回 約3.6万円 B 通信講座・3回 約9.5万円 C 通学級・2回 約22.5万円 ・確定部分は受験手数料7,700円×回数+交付手数料2,350円のみ。残りは教材・講座の選択で決まる幅
図: 総額を動かすのは講座の有無と受験回数。バーの長さは表の計算例の転記出典: 当サイト編集部作成(試験センター公表手数料[1][2]・各社公式料金表[4][5]から積算。教材費等は【推定】)

費用の回収という視点 — 取得後の設計とセットで考える

この総額を「高い」と見るかは、取得後の設計次第です。免状は資格手当・選任手当という形で年収に効き始めるのが一般的で、手当の計算の型は求人の探し方(B-DEN-04)に計算例があります。仮に月5,000円の資格手当がつく職場なら年6万円——ケースBの総額は2年弱で回収できる計算です【推定】(手当額は求人により大きく異なり、保証されるものではありません)。また、費用を抑える最大のレバーは講座選びではなく受験回数の管理です。科目合格の免除枠(連続5回)を計画的に使い切る設計はB-DEN-07で、取得ルート自体を認定と比較する視点は試験取得と認定取得の違い(B-DEN-05)で扱っています。免状取得後の年収の幅・就職先4タイプ・実務経験3年の積み方は、柱記事B-DEN-P01へ進んでください。

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脚注(出典)

  1. 電気技術者試験センター 第三種電気主任技術者試験(受験手数料: インターネット申込7,700円・書面申込8,100円(非課税)・年2回実施・CBT/筆記並行)
  2. 電気技術者試験センター よくあるご質問「免状の交付手数料」(2,350円・非課税)
  3. 電気技術者試験センター 第三種電気主任技術者の試験概要(4科目・科目合格制度・試験問題の公表)
  4. ユーキャン 電験三種資格取得講座 費用(公式料金ページ)(一括払い69,000円・分割4,980円×14回・標準学習期間12か月。2026-07-18時点の転記)
  5. 資格の学校TAC 電験三種 完全合格コース(電気数学なし)(公式コースページ)(Web通信講座196,000円(教科書・問題集付き・税込)・入会金10,000円・全71回。2026-07-18時点の転記)

文書番号 B-DEN-08 | 初版 2026-07-18 | 改訂 2026-07-18 | 参照した一次情報: 5件 | 手数料・講座料金は改定される場合があります。申込前に必ず公式ページで最新額を確認してください。教材費等の推定には【推定】を明記しています | 誤りのご指摘はお問い合わせ

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