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hozen / 2kyu-ichizuke
B-HOZ-02|初版 2026-09-06|改訂 2026-09-06
問い「2級」は保全職の中でどのレベルを指し、何を証明する資格なのか。
この記事の要点
機械保全技能検定は特級・1級・2級・3級に区分され、受検に必要な実務経験年数が等級ごとに定められています。3級は実務経験を問わず受検可能(初級技能者の水準)、2級は実務経験2年以上(中級技能者の水準)、1級は7年以上(上級技能者の水準)、特級は1級合格後さらに5年以上(管理者・監督者の水準)です[1]。実務経験年数は学歴や職業訓練受講歴に応じて短縮される制度があり、短縮の可否は試験実施団体の公式サイトで個別に確認できます。
受検者の年齢層データでは、2級の最頻値層は20〜24歳(入社2〜3年前後)、1級は30〜34歳(入社10年前後)、特級は40〜44歳(入社20年前後)となっており[1]、制度設計どおり「実務経験を積みながら等級を上げていく」使われ方が実態としても定着していることがうかがえます。
受検手数料(2022年4月時点・非課税)は、学科試験・実技試験の両方を受検する場合20,000円、学科試験のみ4,600円、実技試験のみ15,400円です。25歳未満の在職者や学生には手数料の減免制度があります[1]。試験方式は、学科試験が2級・1級とも真偽法25問+四肢択一25問(100分)のマークシート式、実技試験は機械系保全作業が判断等試験8課題(80分)、電気系保全作業が制作等作業試験2課題(110分)です。合格基準は学科試験が100点満点中65点以上、実技試験が減点法で41点以上の減点がないことです[1]。
| 等級 | 必要な実務経験年数 | 受検対象イメージ |
|---|---|---|
| 特級 | 1級合格後5年以上 | 管理者・監督者水準 |
| 1級 | 7年以上 | 上級技能者水準 |
| 2級 | 2年以上 | 中級技能者水準 |
| 3級 | 問わない(0年) | 初級技能者水準(新入社員・学生) |
試験実施団体が公表した2024年度(2級・機械系保全作業)の全国データでは、学科試験の合格率49.6%、実技試験の合格者数3,175人、学科・実技の両方に合格した人数は2,725人でした[2]。前年度(2023年度)は学科合格率51.4%・実技合格者3,500人・両方合格2,984人で、単年の変動はあるものの学科合格率はおおむね50%前後で推移しています【推定・2年分の比較のため確定的な傾向とは言えない】。二次情報の集計では2級の合格率は21.6%〜41.2%というレンジも紹介されていますが、これは学科・実技を合わせた申請者ベースの算出方法の違いによるものとみられ、算出方法が明示されていないため本記事では参考値【推定】として扱います[3]。
累計では1984年から2021年までの受検者数928,125人に対し合格者数369,807人、年間平均受検者数(2012〜2021年の10年平均)は33,748人です[1]。合格すると「◯級機械保全技能士(作業名)」という名称独占資格として名乗ることができ、合格者以外はこの名称を使用できません[1]。
受検者の申請単位を見ると、特級・1級・2級では企業(在職者)としての団体受検が7割を占め、受検手数料は85%の受検者で会社が全額または一部を負担しています[1]。3級は学校(学生)の受検者が5割以上を占め、工業高校・高専・大学での実施が中心です。この構成は、2級以上が「会社が費用を出して技能レベルを証明させる」実務系の資格として使われていることを示しており、個人が独学で受ける資格対策市場(電験三種等)とは受検の動機構造が異なります【推定】。
脚注(出典)
文書番号 B-HOZ-02 | 初版 2026-09-06 | 改訂 2026-09-06 | 参照した一次情報: 3件(推定箇所は本文に【推定】明記) | 誤りのご指摘はお問い合わせへ