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kikenbutsu / menjo-koufu
B-KIK-01|初版 2026-09-01|改訂 2026-09-01
問い合格通知が届いたあと、何を・どこへ・いくらで出せば免状が来るのか。
危険物取扱者試験に合格しても、その時点ではまだ危険物取扱者ではありません。合格通知が届いたあと、自分で免状の交付申請をして初めて免状が手元に来ます。試験に受かった達成感のまま申請を忘れ、しばらく経ってから「免状がない」と気づく人が一定数いるのは、この一手間が試験の外側にあるためです。この記事では、合格後に何を・どこへ・いくらで出すのかを、試験実施団体と都道府県の公式情報だけで整理します。
この記事の要点
乙種第4類(以下、乙4)の試験手数料は5,300円で、受験資格の定めはありません[2]。誰でも受けられる代わりに、合格後の手続きも自分で進める必要があります。流れとしては、①合格通知(試験結果通知書)を受け取る、②免状交付申請書に必要事項を記入し、写真・手数料を添えて提出する、③免状が郵送で届く、という3段階です。②の提出先は、受験した道府県にある一般財団法人消防試験研究センターの支部(東京都で受験した場合は中央試験センター)です。試験を受けた場所と申請先が結びついている点は、他の資格と混同しやすいところです。
なお、複数の類(乙種第1類〜第6類など)に合格している場合、同時に申請するとまとめて1枚の免状に記載されます。この場合の手数料は「2,900円×種類数」として扱われます[3]。乙4だけを取ったあとに他の類を追加していく人は、追加のたびに書換えの手続きが発生することになります。
免状に関わる手数料は、交付だけではありません。埼玉県が公表している手数料表では、次のように区分されています[3]。金額は法令にもとづく全国共通の水準ですが、納付方法は都道府県ごとに異なるため、申請先の案内を必ず確認してください。
| 手続き | 手数料 | いつ必要になるか |
|---|---|---|
| 新規交付(1種類) | 2,900円 | 試験に合格し、初めて免状を受け取るとき |
| 新規交付(複数種類) | 2,900円×種類数 | 複数の類に合格し、まとめて申請するとき |
| 再交付 | 1,900円 | 免状を紛失・汚損したとき |
| 写真の書換え | 1,600円 | 免状の写真が撮影から10年を超えるとき |
| 本籍・氏名等の書換え | 700円 | 本籍地の変更・改姓などがあったとき |
出典: 埼玉県の免状申請手数料の案内[3]。同県では令和6年1月1日から、申請手数料を電子申請・届出サービスからの電子納付(クレジットカード・コード決済・ペイジー)で支払う運用になっている。電子納付では領収書が発行されないため、申込詳細画面の印刷またはPDF出力を控えとする案内も同ページに明記されている。
乙4を取り切るまでに確実にかかる公的な費用は、試験手数料5,300円[2]と免状交付手数料2,900円[3]の合計8,200円です。教材費・講習費はこれとは別で、独学か通信講座かによって幅があります【推定】。ここで押さえておきたいのは、資格の維持にも費用が発生しうるという点です。写真の書換えは10年ごと、実務に従事する人は保安講習の受講料が別途必要になります。「一度取れば終わり」ではない資格である点は、保安講習の記事で詳しく扱います。免状を取ったあとに待遇がどう変わるのかは職種マップと資格手当の記事で扱います。
もう一点、忘れられがちなのが写真です。免状用の写真には撮影時期の要件があり、古い写真を使い回すと差し戻しの原因になります。申請書の記載要領は申請先の支部ごとに案内が出ているため、提出前に確認するのが安全です。
脚注(出典)
文書番号 B-KIK-01 | 初版 2026-09-01 | 改訂 2026-09-01 | 参照した一次情報: 3件(推定箇所は本文に【推定】明記) | 誤りのご指摘はお問い合わせへ