1. 顧客1人あたりの数字
円
%
か月
倍
円/人
継続月数がわからないとき:解約率から出す
%
例: 月5%なら 1 ÷ 0.05 = 約20か月
平均継続月数 ≒ 1 ÷ 月次解約率 は、解約率が毎月一定と仮定した近似です【推定】。立ち上げ直後の解約が多いなど、実際の継続は時期で変わります。
「,」入りや全角数字でも計算します。客単価とCACは、税抜・税込をそろえて入れてください。
2. 結果
顧客1人の価値(LTV・粗利ベース)
144,000円
CACの上限(LTV ÷ 3)
48,000円
1人の月の粗利
6,000円
現在の倍率(LTV ÷ CAC)
4.8倍
回収月数(CAC ÷ 月の粗利)
5.0か月
3. 倍率ごとのCACの上限
同じLTVでも、何倍を目標にするかで1人にかけてよい獲得費用が変わります。
| 目標倍率 | CACの上限 | 回収月数 |
|---|
回収月数 = CACの上限 ÷ 1人の月の粗利。倍率が低いほど上限は高くなりますが、回収に時間がかかり、途中で解約されると取り戻せない分が増えます。
4. 数字を読むときのポイント
- 「3倍」は目安で、決まりではありません【目安】: SaaS(月額課金のソフトウェア)の分野で広く使われる経験則です。業種・資金の余裕・成長の段階で、適切な水準は変わります。
- LTVは売上ではなく粗利で: 売上ベースのLTVで上限を決めると、原価の分だけ獲得費用をかけすぎます。粗利率の決め方は 値決め:粗利率とマークアップ で。
- 回収月数も見る: 倍率が足りていても、回収に何年もかかると手元の資金が先に尽きます。広告や採用への投資を何年で回収できるかは 投資の回収期間・ROIの計算 で。
- CACには広告費以外も入れる: 営業の人件費・販促物・紹介料など、新しい顧客を取るのにかかった費用をまとめて、獲得人数で割ります。
5. 計算式と出典
1人の月の粗利 = 月額客単価 × 粗利率
LTV(顧客1人の価値)= 1人の月の粗利 × 平均継続月数
CACの上限 = LTV ÷ 目標倍率
現在の倍率 = LTV ÷ 実際のCAC / 回収月数 = 実際のCAC ÷ 1人の月の粗利
(補助)平均継続月数 ≒ 1 ÷ 月次解約率【推定】
LTV(顧客1人の価値)= 1人の月の粗利 × 平均継続月数
CACの上限 = LTV ÷ 目標倍率
現在の倍率 = LTV ÷ 実際のCAC / 回収月数 = 実際のCAC ÷ 1人の月の粗利
(補助)平均継続月数 ≒ 1 ÷ 月次解約率【推定】
LTVは「客単価 × 購入回数(継続期間)」に粗利率を掛ける、粗利ベースの簡易式です。割引率(お金の時間価値)や、既存顧客を維持する費用は差し引いていません。途中では丸めず、表示するときに金額は円未満を四捨五入、倍率と月数は小数第1位に四捨五入しています。
参考: 三井住友フィナンシャルグループ DX-link「LTV(顧客生涯価値)とは?注目の背景や計算方法、マーケティングへの活用法」(LTVの定義と、粗利率を掛ける式などビジネスモデル別の計算方法)、 David Skok「SaaS Metrics 2.0 – A Guide to Measuring and Improving What Matters」(英語。LTVをCACの3倍超、CACの回収を12か月未満とする目安=SaaS向けの経験則)。
注意事項
この計算は、入力した数字にもとづく一般的な計算の目安です。個別の投資・経営・広告出稿の助言ではありません。LTVは前提(継続月数・解約率・粗利率)の置き方で大きく変わるため、実績の数字で定期的に見直してください。