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eisei / pass rate breakdown

第一種衛生管理者の合格率46.8%の中身——科目別足切りラインと落ちる人の共通点

B-EIS-07|初版 2026-07-31|改訂 2026-07-31

問い合格率46.8%という数字の背後にある「合格基準の構造」を理解すれば、対策の的は絞れるか。

第一種衛生管理者試験の令和7年度合格率は46.8%(受験者66,401人・合格者31,046人)だった[1]。これは第二種の合格率48.7%(受験者40,653人・合格者19,796人)とほぼ同水準であり[1]、単純な難易度の差だけでは説明しきれない。合格率の中身を理解する鍵は、試験科目ごとの配点と「各科目40%以上・全体60%以上」という2段構えの合格基準にある。

この記事の要点

科目別の配点構造

第一種衛生管理者試験は全44問・400点満点で構成され、有害業務に関する問題は1問8点、それ以外は1問10点で配点される[2]。科目別に見ると、関係法令は有害業務に関する10問(80点)と有害業務以外の7問(70点)で計150点、労働衛生も同様に有害業務10問(80点)と有害業務以外7問(70点)で計150点、労働生理は10問すべてが10点で計100点となっている[2]。3科目の合計はちょうど400点になる。

合格基準 — 「全体60%」と「各科目40%」の同時達成

合格基準は、各試験科目の得点が40%以上であり、かつ全科目の合計得点が満点(400点)の60%以上、つまり240点以上であることの両方を満たす場合である[2]。この基準は一見単純だが、実際の合否を分けるのはこの「両方」という条件である。合計点だけを見れば240点を超えていても、3科目のうちどれか1科目が基準点(関係法令60点未満・労働衛生60点未満・労働生理40点未満)を下回っていれば不合格になる。逆に、各科目で40%はクリアしていても合計が240点に届かなければ、同じく不合格になる。

科目別配点(400点満点)と合格基準 関係法令 150点(40%=60点が足切りライン) 150点 労働衛生 150点(40%=60点が足切りライン) 150点 労働生理 100点(40%=40点が足切りライン) 100点 合計400点中240点(60%)以上 かつ 科目ごとに40%以上 の両方が必要 例:合計250点でも労働生理が35点(35%)なら不合格=典型的な足切りパターン
図: 3科目の配点と合格基準の関係。合計点を満たしても1科目の足切りで不合格になる出典: 安全衛生技術試験協会統計[1]・試験制度解説[2]をもとに当編集部作成

落ちる人の共通点 — 「得意科目への偏り」

合格率が5割前後で安定していることから見えてくるのは、この試験が「知識量そのもの」より「3科目への配分」で差がつきやすい構造を持っているという点である。関係法令・労働衛生の配点が150点ずつと大きいため得点源にしやすい一方、暗記量が多い労働生理を苦手にしたまま得意科目に偏った学習をすると、合計点は基準を満たしても労働生理だけが40%未満になり不合格になるパターンが典型例として指摘されている[3]。逆に言えば、3科目それぞれで最低ラインを割らない配分を意識するだけで、合格率46.8%という数字が示すよりも合格の確度は上げやすい。選任後にどの実務から手をつけるかはストレスチェックの実務(B-EIS-04)にまとめている。

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脚注(出典)

  1. 公益財団法人 安全衛生技術試験協会「統計」(令和7年度・第一種衛生管理者 受験者66,401人・合格者31,046人・合格率46.8%/第二種 受験者40,653人・合格者19,796人・合格率48.7%を直接確認)
  2. カオナビ人事用語集「衛生管理者試験とは?試験の内容や配点、合否の判定」(44問400点満点の配点構成・各科目40%以上かつ全体60%以上という合格基準の記述を参照)
  3. 「第一種衛生管理者の合格基準と科目別配点|何点取れば合格?足切りも解説」(科目間の得点配分の偏りが不合格につながる典型パターンの解説を参照)

文書番号 B-EIS-07 | 初版 2026-07-31 | 改訂 2026-07-31 | 参照した一次情報: 3件 | 得点配分の傾向は一般化した目安であり、個別の答案の合否を保証するものではありません。推定には【推定】を明記しています | 誤りのご指摘はお問い合わせ

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