📐 ROE・ROAの計算(デュポン分解つき)

当期純利益・自己資本・総資産・売上高の4つから、ROE(自己資本利益率)とROA(総資産利益率)を出し、ROEを「利益率×回転率×レバレッジ」に分けて見ます。計算式つき・無料

1. 決算の数字を入れる

4つとも同じ単位で入れてください(円・千円・百万円のどれでも、そろっていれば結果は同じです)。「,」入りや全角数字、赤字の「△」「▲」も読み取ります。

2. 結果

ROE(自己資本利益率)
12.5%
ROA(総資産利益率)
5.0%
売上高純利益率
5.0%
×
総資産回転率
1.00回
×
財務レバレッジ
2.50倍

3. ROEを+1ポイント上げるには(1つだけ動かした場合)

他の2つを今のままにして、1つの要素だけでROEを1ポイント上げるとしたら、その要素がいくつになればよいかの逆算です。

動かす要素いま必要な値

財務レバレッジを上げる=自己資本に対して負債を増やす、ということです。ROEは上がりますが、借入の返済・金利の負担も増えます。3つのうちどれで上げるかで、意味がまったく違います。

4. 数字を読むときのポイント

5. 計算式

ROE(%)= 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROA(%)= 当期純利益 ÷ 総資産 × 100
売上高純利益率(%)= 当期純利益 ÷ 売上高 × 100
総資産回転率(回)= 売上高 ÷ 総資産
財務レバレッジ(倍)= 総資産 ÷ 自己資本
ROE = 売上高純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ(デュポン分解)
ROA = 売上高純利益率 × 総資産回転率

デュポン分解は、(当期純利益÷売上高)×(売上高÷総資産)×(総資産÷自己資本) の売上高と総資産が約分されて 当期純利益÷自己資本 に戻る、という掛け算の恒等式です。この計算機は入力した数字をこの式のとおり割り算しているだけで、外部のデータは使っていません。途中では丸めず、表示するときに%は小数第1位、回転率とレバレッジは小数第2位に四捨五入しています(そのため、表示どうしを掛けると末尾がずれることがあります)。

ROA は、分子に当期純利益ではなく営業利益や経常利益を使う定義もあります。このページは「当期純利益 ÷ 総資産」で、ROEと同じ分子にそろえてデュポン分解とつながるようにしています。

注意事項

この計算は、入力した数字にもとづく一般的な計算です。特定の企業の評価や、株式など個別の投資判断・経営判断の助言ではありません。ROE・ROAの「よい水準」は業種や時期によって変わるため、このページでは目安の数字を示していません。