manufacturing / on-premise AI
A-SEI-12|初版 2026-10-11|改訂 2026-10-11
国内のAIベンダー各社は、クラウドを介さずオンプレミス環境・エッジデバイスで動かせることを公式に案内する日本語LLM(軽量版)をいくつか提供しています。本稿は各社の公式発表のみを根拠に、代表的な4つを比較します。
| モデル | 提供元 | オンプレ対応の特徴 | 公式発表 |
|---|---|---|---|
| tsuzumi(軽量版) | NTT | 6億パラメータ超軽量版はCPUでも推論可能、70億パラメータ軽量版はGPU1基で推論可能 | 2023年11月初代発表[1] |
| cotomi Light | NEC | 専用アプライアンス「cotomi Appliance Server」に搭載し、秘匿性の高い情報を扱う環境向けと案内 | 公式製品ページ[2] |
| Takane | 富士通(Cohereと共同開発) | プライベートクラウド・オンプレミスへの導入を特徴として明記。2025年4月からNutanix Enterprise AI上の認定LLMとして利用可能 | 2025年4月16日[3] |
| PLaMo Lite | Preferred Elements(Preferred Networks子会社) | 10億パラメータ、クラウドを介さずエッジデバイス・オンプレミス環境で動作する設計 | 2024年8月提供開始[4] |
共通する傾向は、パラメータ数を抑えた「軽量版」がオンプレミス対応の中心であることです。パラメータ数が小さいほど必要な計算資源(GPU・メモリ)は少なくなりますが、得意とする業務の幅は、クラウド上で動く最大規模のモデルと比べて狭くなる傾向があります。どの業務にどこまで使えるかは製品ごとの検証が必要で、本稿の時点では製造業向けの具体的な社名入り導入事例は、NEC・PLaMo Liteについて確認できていません。パナソニックHD×ストックマークの企業特化LLM活用事例はGENIAC-PRIZE製造業AI活用事例(A-SEI-17)で紹介しています。
ローカルLLMとクラウドAIを組み合わせて使う閉域網の選択肢は閉域網でAIを使う(A-SEI-13)、そもそもどのデータをどこで処理すべきかの全体整理は製造業のAIデータ主権 完全ガイド(A-SEI-P02)を参照してください。
オンプレミスAIの導入を検討する前に、まず生成AIの基本的な仕組みと活用の型を実務書で押さえておくと判断が速くなります。
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最終更新: 2026-10-11|参照した一次情報: 4件|本記事の推定値には【推定】を明記しています|誤りのご指摘はお問い合わせへ。