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printing / checklist
A-INS-01|初版 2026-07-18|改訂 2026-07-18
「色が合っているかは、見ればわかる」。中小印刷会社の現場では、この一言で片づけられてきた判断が数多くあります。色校正のOK/NGライン、見当合わせのズレの許容範囲、刷り出しを止めるタイミング——これらは多くの場合、マニュアルではなく特定のベテラン職人の頭の中にしか存在しません。全日本印刷工業組合連合会の経営動向実態調査では、印刷業の人員構成は正規従業員が79.6%、役員が5.0%という小さな所帯であることが示されており(出典1)、限られた人数の会社ほど、1人の退職・引退が品質基準そのものの喪失に直結します。本記事は、その「勘所」を10項目に分解し、30分で自己採点できるチェックリストにしたものです。
自己採点に入る前に、色校正・見当合わせ・刷り出し判断の基準を体系立てて確認しておくと、「勘」を言葉にする作業がしやすくなります。
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各項目を「◯=マニュアル化・数値化されている」「△=ベテランに聞けば説明はできる(書面はない)」「×=本人も感覚としか言えない」の3値で採点してください。自己採点なので、厳しめにつけるほど後で役立ちます。
| # | 項目 | 採点 |
|---|---|---|
| 1 | 色校正紙と本刷りの色差の許容範囲が数値・言葉で決まっている | ◯/△/× |
| 2 | 客先ごとの「いつもの色」(過去の刷り色)が記録・保管されている | ◯/△/× |
| 3 | 見当合わせのズレをミリ単位でどこまで許容するか基準がある | ◯/△/× |
| 4 | 刷り出しでOKを出すタイミングが担当者間で揃っている | ◯/△/× |
| 5 | 版の摩耗・見切りタイミングの判断根拠が言語化されている | ◯/△/× |
| 6 | 用紙の反り・湿度による調整方法が新人にも伝わる形である | ◯/△/× |
| 7 | インキの盛り量調整の勘所が数値目安として残っている | ◯/△/× |
| 8 | 小ロット・短納期案件の見積り勘所(採算ライン)が共有されている | ◯/△/× |
| 9 | 機械ごとの色の転びやすさ・クセが記録されている | ◯/△/× |
| 10 | 色校正でのクレーム・トラブル事例と対処が記録として残っている | ◯/△/× |
△×の合計が6個以上なら、あなたの会社の色の基準は「その人が現場にいる間だけ」成立している状態です。全国の印刷会社が業態多角化を進める中(出典1・詳細は現在地の記事)、品質基準の属人化は新分野進出や新人採用の足かせになります。最初の一歩は難しいことではありません。次にベテランが色校正でOKを出した瞬間に「なぜOKだと判断したか」を1行だけメモしてもらう——これだけで棚卸しは始まります。
視座ステージ診断(無料・約7分・登録不要)— いま何を見て働いているかを20問で確かめる →(2026年7月18日閲覧)
※チェックリスト10項目・採点基準・「△×6個以上」の閾値は当サイト編集部が実務の勘所として整理したものであり【推定】、業界団体の公式指標ではありません。
最終更新: 2026-07-18 | 参照した一次情報: 2件 | 本記事の推定値には【推定】を明記しています | 誤りのご指摘はお問い合わせへ